デジタルデトックスプログラム(群馬県南牧村)に参加して
もう少し早くブログを書く予定でしたが、嵐のファイナルライブに参戦した後、嵐ロスに陥ったりしていて遅れました。すみません💦
先日、友人の誘いで、2泊3日のデジタルデトックスプログラムに参加してきました。
医師で旧環境大臣の鴨下一郎先生による実験的に開催されたプログラムでしたが、予想以上に盛りだくさんで個人的に多くの収穫がありました。
1日目 5月20日(水)
- 17:00 高崎駅 集合
- 17:00-18:00 南牧村到着
- 18:00 かわくぼ到着・デバイス預かり
- 18:15-18:30 オリエンテーション + ミニカルテ記入
- 18:30-19:00 日本心療内科学会会長・河合啓介氏 講演
- 「デジタル脳とアナログ脳」
- 19:00-20:30 夕食
- 20:30-21:00 自然公園へ移動
- 21:00〜 各自ロッジへ / 自由時間
初日は会場でスマホなどのデバイスを預けるところから始まります。
そして、ミニカルテに記入。その後、朝晩の心身の経過を記入する用紙をいただきます。おそらくデジタル依存度がどのように回復していくかを見るのでしょう。
そこから日本心療内科学会会長・河合啓介氏の講演です。
テーマは「デジタル脳とアナログ脳」。
もともと興味はありますし、内観療法や禅のお話は私もたまに行っているマインドフルネスに通じるところもあり、もっと詳しくお話を聞きたかったですね。
お話を聞いた後は、民宿の方々が地元の食材を使った豪華なお料理をご用意してくださり、美味しくいただきました。
そこからは、南牧村自然公園のロッジへ移動。
一人にロッジが一棟割り当てられ、静かで広い空間で贅沢な時間を過ごせました。
当然テレビはありません。しっかり自分と向き合うには最高の環境でした。
何もかも“デトックス”ということではなく、アメニティもお菓子やコーヒーもしっかり用意されていて、ロッジから数分のところには大浴場もサウナもあります。
スマホやPCがなくても、楽しむ方法はいろいろあると気付かされます。
広々とした空間に美味しい空気、鳥の囀りを聞きながら、みなさん本を持ってきたりしていたようです。私も本を持って行ったのですが、参加していた友人が来ておしゃべりに花が咲いてしまって、あまり読み進められませんでしたね(笑)
2日目 5月21日(木)
- 7:30-8:30 朝食
- 9:30-11:30 こんにゃく作り体験
- 12:00-13:00 昼食
- 14:15-15:30 片山右京氏とトレッキング(悪天候のため中止)
- 14:15-16:45 片山右京氏 講演・談話
- 17:00-19:00 夕食
- 19:00-20:00 アコースティックミニコンサート(弦楽三重奏)
- 20:00-20:30 自然公園へ移動
- 20:30〜 各自ロッジへ / 自由時間
2日目の朝。鳥の囀りと森の新鮮な空気で目覚めは爽快です。
朝風呂と朝食の後は“こんにゃく作り”です。群馬はこんにゃくの名産地ですからね。
ロッジ近くのキャンプ用の炊事場で地元のこんにゃく作り名人に教わりながら、こんにゃく作りに挑戦です。
プロセス自体はシンプルなのですが、何度も時間をかけて煮るので手間がかかります。
途中で成形する際には、生ぬるいこんにゃくを触るのですが、これがスライムを触っているようで、なんとも不思議な気持ち良さがあると言いますか、なんとも言えない多幸感があり、笑い出してしまいました。
夕食時にはこのとき作ったこんにゃくの味噌田楽をいただいたのですが、いつものこんにゃくと違って臭みがなくとても美味しかったです。
触覚で味覚で幸せになれるこんにゃく作りは、五感をフル活用するマインドフルネスにふさわしいプログラムだったと思います。
午後には片山右京氏とトレッキングの予定だったのですが、悪天候により中止。
その時間を全て講演・談話の時間にあてられました。
片山さんのお父様の話から始まり、F1で活躍するまでの苦労話やその後の登山家や自転車競技での苦労話を話してくださいました。
その内容は、想像を絶するものでした。
ご存じのようにF1も登山も死と隣り合わせのスポーツです。
普通では考えられない数の死に直面してきている方で、
その重みをすべて引き受けながら生きておられる、そんな凄みを感じました。
生きていく上で重要なのは“死生観”だと語っていました。
また、生きている間に本当にやりたいことをやれ、
考えすぎて動けなくなるよりも、まずは一歩踏み出すことが重要だと。
F1でよく言われる「お金持ちでなければできない」という通説も、実はそうではないと。お金がないからできない、という言い訳は通用しない。
無一文でレース場近くに住んで、知恵と工夫でお金を稼ぎ出してきた経験をお話ししてくださいました。
この講演は、何かと諦めがちな私に、改めて勇気と希望を与えてくれました。
トレッキングが中止になって良かったと思ったくらい、ためになりました。
昔からF1には全く興味がなく、片山氏に対する認識も“F1で有名な方”という程度の認識だったのですが、実際にお話を伺ってみると、聡明で頭の回転が速く、機知に富んでいて、人柄も素晴らしい方でした。
また、多くの死に直面してきたことで、すでに一種の悟りの境地に達しているような深みや凄みを感じました。
3日目 5月22日(金)
- 7:00-7:45 朝食
- 8:15-9:00 安養寺へ移動
- 9:00-10:30 座禅
- 10:30-11:30 フィードバック・振り返り会・お土産配布
- デバイス返却・クロージング
- 11:30-12:30 高崎駅へ移動・解散
いよいよ最終日。最後に座禅です。
南牧村村長で安養寺住職自らご指導してくださり “今ここ”に集中します。
たかが20分ですが、これがなかなかキツい。
なんか途中から、自分の心臓の鼓動の音が大きく感じられて、全身の血管が脈打って動いて、それが身体を大きく揺らしているような気がしてきます。
まるで、車でいうアイドリングして車体が小刻みに揺れているような感覚に。
そんな邪念が湧いてくるものですから、当然、住職に警策で打たれるわけです(笑)
そんなこんなで2泊3日をざっと振り返っただけでも、このプログラムに参加したことで、思った以上の気づきがありました。
自分が思っていた以上にデジタルに囲まれた暮らしをしていること、
そして五感をフル活用することの喜びを改めて実感しました。
エコノミックアニマルを少しの間止めて、普通の動物として自分を解き放つ時間も必要なのかもしれませんね。
そうそう、自然の動物といえば、滞在中に鹿を何頭か見かけて癒されました🦌
“ぐんまちゃんオリジナルエコバッグ”と“安養寺手ぬぐい”と“とらおさんのパン”をお土産にいただきました。ありがとうございました!
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