断捨離と捨てられない思い出と
同じところに10年以上住んでいると、
買わないようにしていてもいろいろと溜まってきてしまうもの。
小さなマンションのひと部屋なのでなんだか雑然としてしまい、
友人を呼ぶのも憚られてきてしまい、
一念発起して絶賛断捨離中なわけですが、
捨てても捨てても出てくる出てくる…。
平成の頃からの決算関係の書類やレシートに、
父が亡くなったときの相続関係の書類や
実家を整理した際の売買に関するもの。
お仕事の企画書や成果物やそれが掲載された雑誌などなど、
紙だらけなわけです…。
古い決算関係のものは5年以上のものは捨て去り、
仕事の成果物を整理し、
昔の仕事が掲載された雑誌も自分のことが載っているところだけ切り取って
雑誌名と掲載号を記した付箋を貼ってファイリングし、
他は捨てるという作業をしているんですが、
これがなかなか捗らない(笑)
大昔、コピーライター養成講座の卒業制作で最優秀を獲ったときの私とか。
このとき、この職業向いてるんだなと確信したような気がします。
その後もいろいろ酷い目に遭いながらも、
広告賞やTCC新人賞を獲ろうと必死だったなと。
あの頃の(たぶんいまも)広告業界は、
大学時代から有名大学の広告研究会などに所属していて
新卒で業界入りするのが主流。
私みたいな編集から一度帰省して
また上京して小さなデザイン会社からなどというのは、
もうおそらく芽が出ないはずなんですね。
そこをなんとかしようと、とにかく広告賞に応募しまくってました。
他に手立てがあればいいんですが、
スタートダッシュが遅い分を取り返すにはそこしかないと思っていましたね。
あのときの頑張りがあるから、
青色吐息ながらなんとか業界の片隅で生き残れているんだなあと
しみじみ思い出したりして断捨離が進みません(笑)
こうやって見てると、
いまの自分くらいはあの頃の自分を
よくやったと褒めてやろうと思うんですよねぇ。
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